皆さん”芯地“って聞いたことありますか?

皆さんこんにちは、新入社員の近藤です。今日は”芯地”について勉強しましたのでご紹介します。
“芯地”は洋服作りにおいて必要な副資材の一つです。
そこでワイシャツの”芯地”についてご説明します。

芯地とは

ワイシャツの衿、表前立て、カフスに入っているものです。
何も入っていないと柔らかくシワができやすいため、”芯地”を使用して補強します。
メンズのワイシャツには基本使用されています。
カジュアルシャツや柔らかさを出したいシャツには使用されていないこともあります。

芯地の種類

”芯地”には様々な硬さや種類があります。
主に”仮接着芯”と”トップ芯”の2種類に分かれます。

仮接着芯

”仮接着芯”は、クリーニングに適しており縮みにくい芯地です。
主に綿素材を選んで頂いたときにオススメです。
縫製の際に仮接着剤を使用し、クリーニングや洗濯によって取れるため
結果的に柔らかく仕上がり、着心地がよくなります。
アイロンで仕上げるなど手間がかかるのでクリーニングにお出しすることをオススメします。

トップ芯

”トップ芯”は、ご家庭でのお洗濯に適した芯地です。
綿ポリなどの混紡素材をお選び頂いたときにオススメです。
別名トップヒューズ芯とも言い、永久接着の芯地のことを指します。
名前の通り、接着剤で生地と芯地を半永久的に接着します。
衿やカフスなどの形状をきれいに保ち、しわになりにくいため、お手入れがしやすいです。

芯地の硬さ

各芯地、お好みに合わせて硬さをご自身で決められます。
スーパーソフト、ソフト、ノーマル、ハード、スーパーハードの5つの中からお選び頂けます。

以上のことを考えながらワイシャツを選ぶとより楽しめると思います。
ご注文の際、お悩みになられた時はご相談ください。

良きワイシャツライフを!