シャツの要となる縫製

皆さんこんにちは!新入社員の近藤です!
今週も勉強したことをご紹介していきます。
今週は縫製についてです。
ワイシャツの縫製について見ていきましょう!

ワイシャツは50回以上の着用と洗濯から耐えることを目標に
設計されているため、丁寧に縫製されています。
縫い目にシワがないことは”良いシャツのしるし”です。

シャツを美しく見せるために主に”本縫い”と”インターロック”の縫製方法で
シャツを作ります。


縫製方法

本縫い
生地の端を見えないよう2枚の生地を巻き込むように縫う縫製方法で(巻き伏せ)とも言われます。
ミシンを2回かけるため、縫い線が2本走っているように見えるのが特徴です。
主に綿素材に使われ、ほつれにくく強度も上がります。
また、縫い目がフラットで見た目も綺麗なので肌触りがよく着心地がよく
そのため高級シャツによく用いられます。
見た目が綺麗な反面、手間がかかります。

インターロック
ロックミシンを使用して、生地の端をほつれないようにするための縫製方法です。
内側の縫い目を見ると、ジグザグな縫い目で縫われ、外側から見ると1本の縫い線が見えます。
伸縮に強くシワが生じにくくなり綿ポリなどの混紡素材に使われます。
弱点としては、本縫いに比べ強度が劣ります。

このひと手間が着心地に差ができます!
弊社では素材に合った縫製方法で製造しています。
街でシャツを見かけた際はこういったところも見てみると面白いですね!

それでは良きシャツライフを!